今勉強している本の中にこんなコラムがありました。
「痛みの原因を見つけるよりも大切なもの」
この言葉に私も共感ができます。
私たち治療家や医師の先生たちは、
「どうして痛いのか?」という痛みの原因に注目して
治療を施していきます。
それは当たり前の事であってどの先生も行っていることです。
しかし、本当に大切なことは、
「痛い気持ちを理解し、共感してあげること」だと思います。
痛いというのは一人ひとり感じ方が違います。
私も長年腰痛に悩まされ、
今年、腰椎椎間板ヘルニアの手術を行いました。
動けなくなるくらいの腰痛を経験してきて
腰痛の辛さはよくわかります。
他にも、骨折、捻挫、打撲、寝違え、頭痛、ひざ痛など
いろいろな怪我やスポーツ障害をしてきました。
痛みに対して共感することで、痛みが和らぐ人もいます。
痛みは感覚でもあり、感情でもあると言われます。
私は患者様の気持ちを理解し、
気持ちを落ち着かせてあげることも
治療の一つだと考えています。