寒くなり、インフルエンザや風邪が流行りつつあります。
予防のために手洗いうがいはこまめに行いましょう。
あと寒くなると多いのが「腰痛」です。
原因の多くは筋肉のこわばりからくる「腰痛」です。
寒さの影響で血液循環が悪くなり腰の筋肉がこわばります。
こわばった筋肉を無理に動かそうとして痛みが生じます。
「朝、腰が痛いけれど動き出したら痛みがましになった」
という経験はありませんか?
これは朝こわばっている筋肉が少しづつ動きを出したことにより
筋肉に血液が流れ始めてこわばりが解消していったことによるものです。
腰の筋肉
1最長筋
背骨のすぐ横にお尻から首まである筋肉。脊柱の伸展と側屈に作用する。
2腸肋筋
最長筋の横にありお尻から首まである筋肉。脊柱の伸展と側屈に作用する。
3腰方形筋
第12肋骨から骨盤につながる筋肉。股関節の引き上げや側方湾曲に作用する。
4多裂筋
背骨の奥にある小さな筋肉。おしりから頸部まである。
頸椎と腰椎の伸展と外方への側屈。胸椎の回旋に作用する。
5大殿筋
仙骨周囲から大腿骨外面にある筋肉。股関節の伸展に作用する。
立位では骨盤が前方に屈曲するのを防ぐ。
6中殿筋
骨盤の側面から大腿骨にかけてつながる筋肉。股関節の外転に作用する。
これからの筋肉がこわばりを見せると腰痛が発生しやすい。
腰周辺にあるこれらの筋肉は、
座位や立位の体の姿勢保持に使われていたり、
歩行時の骨盤の安定に使われていたりするので
いつも働いている筋肉といってもいい。
その筋肉がこわばって本来の動きができないと痛みとして現れます。
「腰痛」を出さない為には普段から腰の筋肉のケアが必要です。
鍼灸治療やマッサージ、ストレッチ、入浴など腰のケアはいろいろあります。
自分に合ったケアを見つけ腰痛のない生活を心がけましょう。