頭痛のトリガーポイント

今日は寒くなりましたね。

東京では54年ぶりとなる11月の初雪観測になったそうですね。

大阪も雪は降りませんでしたがかなり寒くなりました。

こんなに急に寒くなると肩こりや頭痛で悩まされている人が多くなります。

原因は、気圧と筋緊張によるものです。

みなさんも寒くなると肩や背中を丸くして歩いていませんか?

肩や背中を丸くしていると背中から肩首の筋肉が伸ばされ、

血行が悪くなり筋肉の働きが低下していきます。

これにより、肩や首の痛みにつながるのです。

背中や肩を丸くしている動作が長く続けば慢性疼痛になっていきます。

肩こりや頭痛に悩まさせる前に暖かい服装で出掛けるようにしましょう。

 

肩・首の筋肉

 

①僧帽筋

後頭部から背中の肩甲骨にかけて大きく存在している筋肉です。

肩甲骨の上にできるトリガーポイントは肩の痛みや頭痛を出します。

肩甲骨の間のトリガーポイントでは肩の痛みや後頭部の痛みを出します。

 

②肩甲挙筋

肩甲骨の上角から頸部横突起につながっている筋肉で肩をすくめる動作に働きます。

肩甲骨上角周囲にトリガーポイントがあり、首の付け根や肩甲骨に痛みを感じる。

トリガーポイントが存在すると首の回旋運動の制限がかかる。

 

③胸鎖乳突筋

耳の後ろから鎖骨につながる筋肉で首の回旋や下を向く動作に作用する。

横を向いたときに首に盛り上がって出てくる筋肉が胸鎖乳突筋です。

筋腹にトリガーポイントが存在し、後頭部や前頭部、目の周囲、耳周囲に痛みを出す。

筋緊張が強くなるとめまいを引き起こすこともある。

 

④半棘筋

半棘筋は、頸半棘筋と頭半棘筋があり、頭の側屈や後屈、回旋に作用する。

半棘筋は首の奥にある筋肉で、頸の付け根にトリガーポイントが存在し、

後頭部からこめかみにかけて痛みをともなう。

下を向く時間が多い人にトリガーポイントが発生しやすい。

 

⑤板状筋

板状筋は、頭板状筋と頸板状筋があり、頸部伸展、回旋に作用する。

板状筋は首の付け根あたりから後頭部耳の後ろに筋肉があり、

筋腹にトリガーポイントが存在し、頸から目の奥、頭頂部に痛みを感じる。

頭を突き出すように姿勢をしているとトリガーポイントができやすい。

 

筋肉にできたトリガーポイントを見つけ出し、

早期に治療することで痛みは防げます。

姿勢を気を付けるのと同時に早めのケアを心がけましょう。

 

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>