ランニングしたことがある人にはわかる膝の痛み。
マラソンランナーは一度は膝痛を経験していると思います。
私(院長)も膝痛(腸脛靭帯炎)を経験しています。
膝痛は色々は原因で起こりますが、
マラソンランナーに最も多い膝痛は腸脛靭帯炎だと思います。
腸脛靭帯炎とは、
大腿部の外側にある腸脛靭帯がランニングにより
膝の外側で摩擦し炎症を起こし、
疼痛が発生する症状です。
主な原因はオーバーユースと言われていますが、
私が今まで治療してきた人は膝周囲の柔軟性不足や
下肢のアライメント異常が多かったです。
膝周囲の筋肉が硬いと膝の動きが悪くなり摩擦しやすくなります。
下肢のアライメントが悪い時も摩擦が起こります。
この症状はランニング初心者や体のケア不足の方に多く見られました。
まずはセルフチェック!
①立った状態で太もものストレッチ。
踵がお尻につけば問題なし。
お尻に踵が付かない人は膝周囲の筋肉が固まっている証拠。
ランニングで膝を痛める危険性があります。
②上向きで寝た状態で膝の向きをチェック。
膝の向きが外側に向いている人は膝の外側に負担がかかりやすく、
腸脛靭帯炎になるリスクがあります。
セルフチェックをして膝に不安がある方は早めに診てもらってください。
膝に痛みが出てからでは走れない期間が長引くかもしれませんよ。
早めに治療を行うことで体のバランスや柔軟性を整える事が出来ます。
気持ちよくランニングするためにまずは自分の体を知りましょう。