月別アーカイブ: 6月 2017

美容鍼灸に対する注意点

美容鍼灸が少しずつ広まり、多くの鍼灸院、整骨院で行われるようになってきました。 芸能人やモデルがSNSなどで紹介するようになり、 私はありがたく感じています。 美容鍼灸がたいへん良いものであることはわかっていただけていると思います。 そこでリスクや禁忌(施術してはいけない患者)があることも 同時に知ってもらいたいと思います。 これは美容鍼灸に対するリスクの回避になります。 リスクを回避することでより良い施術が出来ると考えています。   *美容鍼灸の禁忌 1心疾患や脳血管障害などで抗血液凝固剤などを服用中の場合 抗血液凝固剤を服用していると内出血のリスクが高くなります。 2重度の片頭痛を持っている場合 顔に鍼をすることで片頭痛を誘発するリスクがあります。 3ボトックス治療を受けている場合 ボトックス治療の効果を低下させてしまうリスクがあります。 4フェイスリフト手術後の場合 術後3か月は安定するまでかかるのでそれまでの期間は避けるべきである。 (術後のむくみなどのアフターケアで美容鍼灸を取り入れているクリニックはある) 5金の糸施術手術の場合 安定するまで2カ月くらいかかるのでそれまでの間はリスクを伴う。 6顔に潰瘍や炎症、アザがある場合 悪性腫瘍化するリスクがあります。 7レーザー治療やケミカルピーリングをしている場合 皮膚に炎症反応があり回復するまでに3週間ほどかかるので避ける。 8免疫力が低下している人の場合 免疫力が低下していると感染や好転反応が起こるリスクがあります。 (クッシング症候群・アジソン病・バセドウ病など) 9妊娠期間や急性アレルギー反応がある場合 胎児に影響を与えるリスクがあります。   これらに該当する人が必ずしも施術を受けられない事はありません。 美容外科医やかかりつけ医に相談してもらい、 いつからなら受けても良いかを聞いてもらってからであれば大丈夫です。 美容鍼灸は顔に鍼を刺します。 健康な方でも出血や内出血を起こすことがあります。 ふじわら治療院ではご理解の上、施術を行っております。 美容鍼灸に対する注意点を理解してもらい、 より良い美容鍼灸治療ができればと考えております。   … 続きを読む

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美容鍼灸がもたらす効果

最近は「美容鍼灸」という言葉はよく耳にすると思います。 芸能人やモデルさんなどがインスタグラムやフェイスブックでよくアップしていますね。 顔にたくさんの鍼をしている写真を見たことがあると思います。 綺麗になるなら「美容鍼灸」をやってみたいと思った方は多いと思います。 しかし、どのような効果があるか知っていますか? 効果やリスクを知った上で自分にとって必要かを判断して欲しいと思います。 美容鍼灸で期待できる効果 *顔への効果 1コラーゲン・エラスチン産生を促進する 2筋肉の拘縮(こわばり)を緩和する 3筋肉の弱化(たるみの原因)を改善する 4肌にハリを取り戻す 5毛穴を引き締める 6たるみ・くぼみを軽減する 7小じわ・真皮層まで至ったしわを改善する 8二重顎、首まわりのたるみを軽減し、口角や眼瞼のたるみを引き上げる 9むくみや目の下のクマを軽減する 10局所の血流、リンパの流れを増大させる 11顔のくすみ・顔色を改善させ、輝きを取り戻す 12顔面神経麻痺、三叉神経痛、ベル麻痺、顎関節症などの症状を緩和する 13免疫の改善 14ストレスを緩和し、幸せに導く *全身への効果 1ニキビを改善する(ホルモンバランス、ストレス由来など) 2更年期障害、月経前緊張症、生理不順などの婦人科的症状を改善する 3副鼻腔炎、鼻炎、咽の痛みなどを改善する 4頭痛を緩和する 5下痢、便秘などの消化機能を改善する 6自律神経のバランスを整える 7免疫力を高める 8抜け毛や白髪になるのを遅らせる 9目眩を改善する 10不眠を改善する 11うつを緩和する   年齢や生活環境などによって自分自身が改善したいことは違ってきます。 効果を理解し、自分にとって必要かを判断していただければと思います。 綺麗になるには食生活や睡眠、運動などいろいろな事が必要になります。 一つ一つをクリアして、なりたい自分に近づいていきましょう。   … 続きを読む

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ビワの葉温灸で肝臓を整える

ビワの葉温灸が何に効果があるかわからない人も多いと思います。 多くの書物では、難病にとても効果があるされています。 癌や糖尿病、心臓病、動脈硬化、リウマチ、膠原病などの 病気に効果があると言われています。 しかし、病気になってからビワの葉温灸をするよりは なる前に行い、未然に防ぐほうが良くありませんか。 特に私が健康で快適な生活を送るために必要と考えることは、 「肝臓を整え、未病を防ぐ」ことです。 肝臓は、内臓の中で一番大きな臓器で、1,2~1,5キログラムもあります。 肝臓の働きは、生命を支える重要な臓器で栄養成分の加工・合成、胆汁の合成、 有毒物の分解・解毒など、500種類以上の働きをしているされています。 そのため大量の血液が流れ込んでおり、その量は全身の血液の15%になります。 肝臓と腎臓は体の健康を支える重要な臓器で、東洋医学では昔から重視されていました。 重要な臓器だけに衰え弱ると大変な事になります。 肝臓の機能が低下すると血糖のバランスが乱れ 血糖が増えてしまいます(糖尿病の原因)。 胆汁の生成も低下し、殺菌力が弱り、炎症を防げなくなります。 肝臓は血液の循環量も調整しているので、弱ると調整機能が低下し、 心臓に負担をかけてしまいます(心臓病の原因)。 肝臓が弱るという事は他の臓器のも大きな影響を与えるという事なのです。 肝臓を正常な状態に整えてあげる事は、 健康に生活する上でとても需要な事なのです。 ビワの葉温灸で肝臓の機能を整えて病気にならない体作りを始めませんか。      

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心斎橋でビワの葉温灸始めます。

ふじわら治療院ではこれからビワの葉温灸を始めていきます。 温灸は去年から始めていて冷え性などの患者に効果が出ています。 ビワの葉温灸とは、ビワの葉を体に当て、その上から温灸器で熱を加えて ビワの葉の成分を熱の力で体の中に浸透させるお灸の一種です。 ビワの葉には「アミグダリン」という成分があり、 「アミグダリン」は体の免疫力や抗病力を高める働きがあるとされ、 癌細胞だけを破壊してくれるとされています。 「アミグダリン」はビタミン17とも呼ばれていて、 栄養素として正常細胞を活性化し、自己治癒力を高めてくれるとされています。 「アミグダリン」は体内で分解される過程で「安息香酸」という成分が作られ、 「案息香酸」には強力な鎮痛効果があります。 「案息香酸」の働きで癌による痛みを和らげるとされています。 ビワの葉温灸は治りにくい病気の治療法として活用されています。 癌に対する治療や高血圧、動脈硬化、糖尿病、肝臓病、高尿酸血症(痛風) 喘息、リウマチ、膠原病、アトピー性皮膚炎、てんかんなどに対して活用されています。 癌に関しては完治ではなく痛みの除去や進行を送られるものとされています。 私はまだ目の当たりにはしていませんが、 癌の痛みからの解放や慢性関節リウマチの症状改善、 慢性頭痛からの解消などが報告されているそうです。 痛みに対しては誰もが辛いことです。 痛みは他人には理解ができないものです。 しかし、周りの人にも心配を与えてしまいます。 患者や家族、周りの人たちが気持ちよく生活するには 少しでも痛みを取り除いてあげる必要があります。 多くの方が一日でも早く痛みから解放されることを望みます。   参考文献  ビワの葉自然療法 望月研  

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