歩く、走る、跳ねる、自由な動きに対して足首はとても重要な役割をしています。
足首には8つの動きがあり、「底屈、背屈、外転、内転、内反、外反、内返し、外返し」があります。
これらの動きによってバランスよく体幹を支えることができ、スムーズに歩いたり走ったりできます。
しかし、これらの動きに限界まで負荷をかけると捻挫を引き起こす危険があります。
足関節捻挫には大きく分けて2種類があります。
①内反捻挫
足の裏を内側へ強くひねることが原因で起こります。
外側の靭帯に負担がかかり、靭帯が損傷すると外くるぶしの周囲に腫れや痛みを起します。
足関節捻挫の8~9割は内反捻挫です。
②外反捻挫
足の裏を外側に強くひねることが原因で起こります。
内側の靭帯に負担がかかり、靭帯を損傷すると内くるぶし周囲に腫れや痛みを起します。
外反捻挫の発生率は低いのですが、発生すると障害が残ることがあります。
(靭帯がしっかりしているので捻挫が起こりにくいのですが起こった時の靭帯の損傷が激しい為)
運動中、捻挫を起さないためにも運動前の十分な足首の体操を行ないましょう。
もし足首の捻挫をしたときは?
捻挫を起してしまった時はすぐに患部を冷やし、足首を圧迫固定し、病院で治療してもらいましょう。
早めに治療することで早期治癒が可能になります。
(多くの方が安静にしておけば病院に行かなくても治ると思ってますが、早期に治療することで
足首のバランスや痛みの予後が劇的に変わります)