故障の原因

ランニングにおいてふくらはぎの筋肉はとても重要な役割をしています。
ふくらはぎの筋肉が炎症を起してしまうと走れなくなります。
ランニングをしている方はふくらはぎのケアを十分に行ないましょう。

ふくらはぎのセルフチェック
①足が攣りやすい。
②何もないところでつまづいてしまう。
③ふくらはぎが張っている。
上記に当てはまる人はふくらはぎに炎症を起しているか
起す可能性がある人です。
ランニングの後や普段からふくらはぎのケアを行ないましょう。

ランナーの方で特に炎症を起しやすいのところは「ふくらはぎの奥」と言われています。
ふくらはぎの奥には後脛骨筋と言われる筋肉があり、この筋肉はランニングによる
下肢への衝撃を吸収してくれています。そのため炎症を起しやすいのです。
この筋肉を良い状態に保つことによりレースでの失速や下肢などの故障を防ぐことができます。
この筋肉は奥にあるため自覚症状がない方がたまにおられます。
ランニングをされている方のほとんどが疲労しているため放置することは怪我につながります。
自覚症状のない方もランニングの後はふくらはぎのケアは行ないましょう。

ふくらはぎのセルフケア
①アキレス腱周囲のアイシング
 後脛骨筋はアキレス腱とふくらはぎの筋肉の奥あたりにあります。
 アイシングはアキレス腱を前後に擦るように冷やします。
 (氷や保冷材などを使用するといいでしょう)
 アイシングの時間は5分から10分程度行ないます。
②カーフレイズ
 筋肉を収縮させる運動を行ないます。筋肉を動かすことにより
 血流を改善させ筋肉の柔軟性をもどしていきます。
 運動方法は階段などの段差に足先をかけて上下に動きます。
 ふくらはぎを伸ばす→縮める運動をすることにより柔軟性をもどしていきます。
 回数は5回から10回程度を2~3セットおこまいます。

普段からふくらはぎを良い状態に保ち気持ちよくランニングを行いましょう。
注意:スネに痛みがあったり、普段歩くだけでアキレス腱周囲が痛い人は
   なるべく早く病院や治療院に行きましょう。ほっておくと長期間走れなく
   なることもありますので。

*ランナーズ6月号参照

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