呼吸法には腹式呼吸と胸式呼吸とがありますが、大半の方が胸式呼吸、
しかも口だけで息をする胸式口呼吸の方が多いようです。
腹式呼吸(丹田呼吸)のメリット
1生命活動に必要な酸素を十分に取り込むことができ、細胞や脳を活性化させる。
2横隔膜が動くことで、内臓が鍛えられ基礎代謝がUPする。
3精神が安定し、リラックスできる。
4腸内細菌のバランスをよくし、整腸作用をうながす。
などがあげられます。
普段行なっている呼吸を少し意識することで体調が良くなります。
ではどのようにすればよいか。
腹式呼吸法(丹田呼吸)
姿勢は座っていても、寝ていてもかまいません。
寝て行なうほうが丹田を意識しやすいかもしれません。
①なるべくゆっくりと口から息を吐きます(約8秒)。
丹田(おへその下)に手を当て、丹田を平らにするようなイメージで吐き出します。
②鼻からゆっくりと息を吸い込みます(約8秒)。
丹田に手をあてたままで、丹田を膨らますように吸い込みます。
③吸い込んだまま息を止めます(約8秒)。
④①に戻って、溜め込んだ空気をゆっくりと吐きます。
このときストローから細く息を吐いているようなイメージでできる限りゆっくりと行ないます。
この要領で10~20回繰り返します。
初めはゆっくり呼吸することが難しく感じますがすぐになれてきます。
朝夜や仕事中に呼吸を整えることで、日頃気になっていた症状(朝起きにくい、寝つきが悪い、食欲がない、頭がスッキリしない、肩こり、腰痛など)が改善されてきます。
簡単に始められることなので今から始めてはいかがですか。