皆さんは健康保険で鍼灸マッサージ治療が受けられることをご存知ですか?
鍼灸マッサージ治療を健康保険で受けるためには条件があります。
慢性疾患で、医師による適当な治療手段がないと医師が判断したものに対して
健康保険での鍼灸マッサージ治療が受けられます。
指定疾患があり、「神経痛」「リウマチ」「頚腕症候群」「五十肩」
「腰痛症」「頸椎捻挫後遺症(むちうち)」です。
これらの症状があり医師が鍼灸マッサージが適切と判断を下した場合、
健康保険での鍼灸マッサージ治療が受けることができます。
それでは、どのようにして健康保険で鍼灸マッサージ治療を受ければよいのか?
保険治療までの手順
1・鍼灸治療院で鍼灸治療に必要な書類を受け取る。
(鍼灸治療同意書または診断書と書かれた書類と依頼状を受け取る)
2・かかりつけの病院で症状を伝えて同意書または診断書を書いてもらう。
3・病院で書いてもらった同意書または診断書を鍼灸治療院に持っていく。
(この時に健康保険証・印鑑も必要になります)
4・健康保険で鍼灸マッサージ治療がスタート。
5・約3か月に1回、かかりつけの病院(同意書または診断書を書いてもらった病院)
での診察が必要になります。これは鍼灸マッサージ治療が適切かどうか
病院の先生の判断を頂くものです。
*健康保険で鍼灸マッサージ治療受ける注意事項*
1・健康保険で鍼灸マッサージ治療受ける場合は「医師」の同意書または診断書が必要です。
2・同意書または診断書の有効期限があり、診察を受けてから約3か月です。
それ以降も鍼灸マッサージ治療を継続して受ける場合は、3か月毎に再度
かかりつけの病院で診察が必要となります。
3・鍼灸治療を保険治療で受けている期間は診断された疾患での病院の通院
(痛み止めの薬や湿布をもらうこと)はできません。病院でのリハビリもできません。
しかし診断された以外の病気に対しては痛み止めの薬や湿布をもらうことは可能です。
鍼灸マッサージ師は、厚生労働省所管の国家資格を持った先生です。
専門学校や大学などの教育機関で各種の医療や技術を学び、
国家試験に合格した人たちです。
無資格の治療家ではありません。
安心して治療を受けてください。
きっとあなたの体は健康で快適な生活を送ることができるでしょう。