頭痛治療に鍼灸治療は適応か?

頭痛に悩まされたことはありますか?

私は頭痛にはまったく無縁だと思っていました。

しかし、最近は頭痛に悩まされることが度々あります。

(スマホの見過ぎによる眼精疲労からくる頭痛ですね)

 

頭痛には色々な頭痛があります。

 

1・症候性頭痛(脳や全身の病気が原因の頭痛)

病気が原因で起こる頭痛で、脳腫瘍、くも膜下出血、脳こうそくなどの

脳血管性障害によるものや副鼻腔炎、髄膜炎、側頭動脈炎などの

全身の病気もよるものなどがあります。

これから早期に病院への受診が必要です。

 

2・慢性頭痛(脳自体の異常がない頭痛)

一般にたくさんの方が起こる頭痛です。

慢性頭痛にはいくつかのタイプがあり、

「片頭痛」、「緊張性頭痛」、「群発頭痛」があります。

 

*片頭痛

脈拍に合わせてズキンズキンと拍動しながら痛む頭痛。

原因としては血管が拡張して神経を刺激し、痛みが起こるとされています。

睡眠不足や生活の乱れ、緊張からの解放、月経、アルコールなどが

原因になるといわれています。

 

*緊張性頭痛

頭をギューッと締め付けられるような頭痛。

後頭部周辺に起こりやすい。

原因としては、姿勢の悪さ、首肩のコリ、目の疲れ、歯のかみ合わせ

ストレスや精神的な緊張から起こるとされています。

 

*群発頭痛

目の奥がえぐられるような頭痛。

決まった時間に片側だけに起こる。

直前に目のかすみ、首の張りなどが起こる。男性に多い。

 

片頭痛や緊張性頭痛は鍼灸治療が効果的です。

群発頭痛に関しては予防薬を飲むことが効果的です。

 

私は鍼灸治療を行う前にまず病院への受診を薦めます。

これは鍼灸治療が適応かを見極めてもらうためです。

そうしなければ無駄な治療をしてしまうことになるからです。

病院での診断でどの頭痛かを診断してもらい、適切な治療を施す。

これが治癒への近道につながるのです。

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