バレーボールで起こりやすい障害の一つに膝の痛みがあります。特に膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)は多くみられます。バレーボールに限りませんが、ジャンプやキックで膝を伸展する力を要するスポーツ、急激にストップをかける動作をするスポーツに多発します。
膝を伸ばす動作には主に、ふとももにある大腿四頭筋が使われます。大腿四頭筋は膝蓋骨(膝のお皿)から膝蓋靭帯へとつながります。膝蓋骨は膝を伸展させるのにある程度可動域を持っていますが、疲労し、柔軟性を失った大腿四頭筋の収縮力によって膝蓋骨の可動域がズレ、膝蓋骨靭帯への負担となり痛みます。膝蓋骨靭帯はとても細いため傷つきやすい部位でもあります。
膝蓋骨靭帯炎の原因として考えられること
●クッション性の悪い靴
●バレーボールの基本姿勢(膝を内側に曲げ、腰を落とすetc)
●大腿四頭筋、膝蓋靭帯のoveruse
●大腿四頭筋の筋力不足
痛みの原因を見つけ出すことは大切です。痛みの原因が分からないと治療をして痛みが取れたとしても再発の危険があります。痛みの原因を見つけて治療し、筋力を鍛え、ケアすることで改善はできます。
気持ちよく運動をするためにもしっかりとケアする知識をつけましょう。
日頃ストレッチや柔軟体操をしていても今日はからだが重いなとか
足が動かしにくいなとかちょっとした段差でグラッときたりしたことはありませんか。
そんな時は自分の感覚よりも体が疲れています。
日常の歩き方(歩行)でわかる足の疲れチェックポイント
①歩行時に膝(膝のお皿)周囲が気になる。
②歩行時に足を外側に振るように歩く。
③歩行時に足先がすぐに地面についてしまいバタンバタンと音を出しながら歩く。
④歩行時に足先が地面をこする。
⑤歩行時に支えている足のほうに体重がかかり過ぎる。
⑥歩行時に体が反り過ぎる。
上記の項目で
①、②がある方は大腿四頭筋(太ももの前)の疲れがあります。
③、④がある方は下腿背屈筋群(すね周辺)の疲れがあります。
⑤、⑥がある方は殿筋群(お尻周辺)の疲れがあります。
歩行時にこのような感じがあればポイントとなる筋肉をストレッチや柔軟体操を行なってください。
筋肉に疲れを溜めると怪我の原因にもなります。
自分の思い当たる筋肉をしっかりと伸ばして
疲れを溜めない体を作りましょう。
*注意*
上記の歩行症状があり、痛みや痺れがある方は
筋肉や関節に障害を起している可能性がありますので、
すぐに医療機関で診ていただいてください。
呼吸法には腹式呼吸と胸式呼吸とがありますが、大半の方が胸式呼吸、
しかも口だけで息をする胸式口呼吸の方が多いようです。
腹式呼吸(丹田呼吸)のメリット
1生命活動に必要な酸素を十分に取り込むことができ、細胞や脳を活性化させる。
2横隔膜が動くことで、内臓が鍛えられ基礎代謝がUPする。
3精神が安定し、リラックスできる。
4腸内細菌のバランスをよくし、整腸作用をうながす。
などがあげられます。
普段行なっている呼吸を少し意識することで体調が良くなります。
ではどのようにすればよいか。
腹式呼吸法(丹田呼吸)
姿勢は座っていても、寝ていてもかまいません。
寝て行なうほうが丹田を意識しやすいかもしれません。
①なるべくゆっくりと口から息を吐きます(約8秒)。
丹田(おへその下)に手を当て、丹田を平らにするようなイメージで吐き出します。
②鼻からゆっくりと息を吸い込みます(約8秒)。
丹田に手をあてたままで、丹田を膨らますように吸い込みます。
③吸い込んだまま息を止めます(約8秒)。
④①に戻って、溜め込んだ空気をゆっくりと吐きます。
このときストローから細く息を吐いているようなイメージでできる限りゆっくりと行ないます。
この要領で10~20回繰り返します。
初めはゆっくり呼吸することが難しく感じますがすぐになれてきます。
朝夜や仕事中に呼吸を整えることで、日頃気になっていた症状(朝起きにくい、寝つきが悪い、食欲がない、頭がスッキリしない、肩こり、腰痛など)が改善されてきます。
簡単に始められることなので今から始めてはいかがですか。
昨今の物価高のあおりを受けて当院も治療費の改定を行うこととなりました。
治療費改定開始日程
2023年4月1日(土)より
治療費一例
改定前 改定後
3300円 → 4400円
4400円 → 5500円
5500円 → 6600円
6600円 → 7700円
7700円 → 8800円
8800円 → 9900円
9900円 → 11000円
これまで以上にご満足いただけるよう、
技術およびサービス向上に努めてまいります。
お客様にご負担を申し上げて恐縮ではありますが、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
マラソン大会が毎週行われる季節になりました。
街中ではたくさんのランナーを見かけるようになっています。
大会に参加するにあたりランニング練習は大切です。
マラソンは練習すればするほどタイムが伸びるスポーツだと思います。
しかし、その後のケアをしていないとケガや故障の原因にもなります。
時間がないからストレッチや柔軟体操はほとんどしていない。
そんな人は入浴だけでもしてください。
寒い季節、入浴が疲労回復に一番だと考えます。
入浴方法は38度から40度くらいのお湯に
10分から15分くらい入りましょう。
入る目安は寝る前1時間半くらいがお勧めです。
体が徐々に落ち着いていき眠りを誘います。
熟睡ができると成長ホルモンが分泌し、
細胞が活性化していきます。
しっかりとした睡眠はパフォーマンスの向上にもつながります。
入浴で自分の体をメンテナンスしてみませんか。
8月のお盆時期の営業は通常営業となります。
11日は祝日で休診いたしますが、
12日(金)、13日(土)、15日(月)は営業します。
お休みの際にお身体のメンテナンスをしませんか。
ご予約はお早めにお願い致します。
2022年のゴールデンウィークの診療は
暦通りとなります。
4月30日(土)、5月2日(月)、6日(金)、7日(土)は
営業しております。
お時間のある方はお休み中にお身体を
メンテナンスしておきましょう。
7月のオリンピック開催に伴い、
7月ふじわら治療院は連休をいただきます。
7月22日(木)、23日(金)、24日(土)、25日(日)の4日間です。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解のほど宜しくお願いいたします。
連休前後はご予約が混み合う場合がありますので、
ご連絡はお早めにお願いいたします。