「痛みの感じる部位が痛みの原因部位ではない」
ということが多々あります。
筋肉の場合、痛みの70%は遠隔部への痛みを誘発する
ことがわかっています。
今までに治療をしても痛みがなかなか治らない
という経験をした人はいませんか?
筋肉の痛みは、痛い部位を押したり、マッサージしたりしても
痛みが軽減するのは30%程度ということです。
残りの70%は遠隔部に痛みの原因があるという事です。
肩こりや腰痛は筋肉が関与して起こる痛みであり、
離れたところに痛みの原因がある可能性が高いと言えます。
痛みの原因部位から離れたところに痛みを生じることを
「関連痛」といいます。
「関連痛」を引き起こしている原因部分を
「トリガーポイント」(痛みの引き金)と呼びます。
「トリガーポイント」を見つけ出し治療することが、
早期に痛みを治すことになるのです。