江戸時代の飛脚の走り方とされていて、長い距離を走るための走法と言われている。
ナンバ走りの基本は「右手と右足、左手と左足を同時に出す」とされている。
スポーツでもこの動きが応用され、陸上では末つぐ選手が有名である。
ナンバ走りの利点は、
①体を必要以上に捻らないためスタミナが減りにくい。
②上半身の捻れが小さくなり、姿勢が安定する。
③動きに無駄がなくなり、瞬発力が出る。
④片側の腕腰足を合わせて動かすとパワーが出やすい。
⑤急な坂道や階段などを上がる際に体に負荷がかかりにくい。
などがある。
実際にナンバ走りではしっかり走れません。
応用として考え走ることに取り入れることは別ですが・・・。
歩く、走る事には一応の基本があります。
まずその基本をマスターしていくことが大切です。
これから走ろうと考えている人はまず綺麗なフォームで歩き、
体を意識できることを身につけることをお勧めします。
そうすることで怪我や故障を未然に防ぐことができ、
気持ちよく運動、走ることが出来るのですから。