足底腱膜とは足裏全体を覆っている足底筋のことで、
骨と筋肉をつないでいる付着部を足底腱といい、
腱を覆っている部分を腱膜といいます。
足底筋はかかとから始まり、足裏を縦断して5本の足指につきます。
足底筋は足裏の3つのアーチ形成していて、着地時の衝撃を緩和する役割があります。
ランニングでは着地を繰り返し行なうので、走りすぎると足底腱膜に負担がかかりすぎ
微細な損傷や炎症が起こり、痛みとしてあらわれます。
ランニング初心者の方で足裏が走ったら痛い、
走り終わったら足裏が痛くて歩けないなどの症状を経験したことはありませんか?
初心者の方はまだ足底筋が硬い状態なので筋肉に衝撃を受けやすいのです。
対処法としては、足を温めた後、足裏をマッサージしたり伸ばしたりしてください。
ふくらはぎも同時に伸ばしたりマッサージするとより効果的です。
ふくらはぎもランニングの際に衝撃を吸収してくれる筋肉なので、
ふくらはぎを柔軟にしておくと足底筋にかかる負担は軽減します。
あとシューズ選びも大切です。
ソールの薄い靴は軽くて走りやすいですが、
足底筋に衝撃がかかりやくなるので、
できればソールの厚めの靴を履くことを薦めます。
体重がありすぎる方も足底筋に負担がかかるので少し減量しておきましょう。
快適に走るためにはまず足裏やふくらはぎの柔軟性を高めておきましょう。