効率のいい走りをするためには体幹を安定させることが必要です。
体幹を安定させることにより、腕や足を最小限の力で最大限に動かせることができます。
骨盤と腰椎の動きを安定させて、脊柱の姿勢を保持することで体に軸が生まれます。
この骨盤と腰椎の動きを安定させる方法が「ドローイン」です。
体幹は背骨を軸に、肋骨と骨盤の隙間の筋肉で支えられています。
この隙間の筋肉を安定させることが重要になってきます。
「ドローイン」とは、隙間を支える腹筋群の深くにある
「腹横筋」を収縮させることです。
収縮した腹横筋がベルトの役割を果たし、腰椎と骨盤を支え、
体幹が安定します。
「ドローイン」をしながら走ることができれば体幹が安定して
腕や足を効率よく動かすことができます。
「ドローイン」は腰痛予防やリハビリなどに用いられていますが、
最近はトップアスリートのトレーニングなどに活用され始めています。
「ドローイン」をマスターして効率のいい走りを手に入れましょう。